人材ビジネス支援、会社設立などを得意とする角野行政書士へのインタビュー
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スペシャリストインタビュー - 行政書士 角野浩 -
人材ビジネス支援や建設許可申請、在留資格認定証明書手続、会社設立などを得意とする角野行政書士に、多岐に渡る行政書士の仕事内容についてお伺いしました。

-行政書士になろうと思ったきっかけを教えてください。
大学を卒業して1年ちょっとサラリーマンをしていまして、カーペット、繊維関係の営業だったんですが、自分には向いてないんじゃないかと思うようになりまして。そこで法律の資格を取ろうかと思って、会社を辞めたその年、昭和60年に、かなり古いんですが、行政書士の資格をとったんですね。
その後ちょっと紆余曲折ありまして、某国家試験も受けていたんですが(笑)行政書士の資格で独立して自分でやっていこうかと。今年で開業ちょうど10年目になりました。
結局、きっかけっていうのは、法律関連の何かお手伝いがしたかったのかなと言うところが大きいです。
-では働きながらお勉強をされていたのですか?
行政書士の資格自体ですか?それは会社自体を辞めていた時期だったので、割と時間が。もちろんアルバイトはしていたんですけども。今で言うフリーターみたいなものですか(笑)
-労働者の気持ちもしっかりわかるって言うことですね。
まぁ、そうかもしれないですね (笑)

-行政書士になられて10年目と言うことで、今現在、どのような案件の相談が多いのでしょうか?
そうですね、まず許認可の関係です。人材ビジネス、派遣、紹介業の許可申請のお手伝いが過去に一番多いです。それと、建設業ですね。
一般的な行政書士の方が一番多いのは建設業とか不動産屋さんをやるときの宅建業の免許の申請なんです。
その他ですが、外国人の方を企業で雇う場合に、在留資格認定証明書というものが必要なんですけども、この申請が多いですね。
こういう資格を申請するのは、行政書士と弁護士だけにしか認められていないんですね。
入管から(資格申請の)承認を受けましたら、本人は出頭せずに、行政書士のみで手続が行えるんです。
あとは、そうですね、本日も午前中にいらしていたのですが、会社の設立とか。契約書の作成ですね。その他に内容証明とか・・・そういった意味では幅が広いですね。
-一般の方が行政書士に相談に来られるときに、こういうものを用意しておいた方がスムーズに相談できます、と言うものはありますか?
別に、何も。ほとんど口頭で大丈夫ですよ。
-相談される方は、どういった風にご相談されてくるのでしょうか?ご紹介からというのも多いですか?
そうですね、今日も前に建設業の許可申請にいらした方の紹介で、会社の設立についての相談にいらっしゃいました。以前お手伝いさせていただいたお客さんに紹介していただいたり、他の士業の方からの紹介もありますね。 そして、今、一番多いのはホームページからの問い合わせです。 つい2,3日前も北海道の旅行会社から問い合わせがありまして。 中国からの団体旅行の受入を案内する旅行会社の資格っていうのがあるんですけども、それをうちでも取れませんか、という問い合わせでした。北海道っていうのは今までお手伝いしたことがないんですけど、今回は、直接顔を合わさずに、電話やメール、FAXを使って、と言う形でお手伝いすることになると思います。
−これまでに多くの案件を扱っていらっしゃると思うのですが、その中でも印象に残っている案件やエピソードなどはありますか?

時間がかかったもので言うと、事業協同組合の設立を一つしているんですが、準備期間から設立が認められたものとして、それが1年半くらいかかった案件がありました。
外国人研修生の受入を目的とする団体なんですけど、この9月に研修生がやっと入ると言うことで、最終的に足掛け2年半くらいかかりました。
組合のとりまとめをしている中央会というところがあるのですが、そこで(申請が)通らないと役所に持っていけないので、相談に行って、申請をして。そこで返されて、又行って、と、何度も。月に1,2度行って、行ってはダメ、行ってはダメっていう形で、かなり時間がかかりました。途中でどうしたらいいのかなって悩みましたね。
そうしてようやく申請が通って設立できたというのがやっぱり一番印象には残ってますし、その後も顧問としてお手伝いをしています。
他の団体が大丈夫なんだから、自分のところのお客様ができないわけはないじゃないか、と諦めずに何度も何度も提出して、やっと認められました。
−そんなに時間がかかることは珍しかったんじゃないですか?
そうですね、それは今までの中で一番時間のかかった案件でした。あとは、介護保険が導入される前に、介護タクシーをやりたいと言う社長さんとの案件は半年くらいかかりました。
今は合同会社(日本版LLC)という制度ができているんですが、その前に外国版LLCという制度を使って紹介業をしたいと言う女性の社長がいらして。
その方は今は東京におられるんですが、大阪でも東京でも取り扱ったことがないことがない案件だったので、色々な書類を提出したりしました。

−もしかして日本初の紹介業LLCだったのでは?
そうですね、LLCで紹介業の許可を取ったのは、初めてだったかもしれませんね。だから役所の方もどういう書類を出したらいいのかがわからないということで、役所と色々と検討して、大変でした。
−行政書士として、気をつけていること、または苦労することはありますか?
お客様商売といういい方は変ですが、お客様があってのことなので。お客様を獲得するために、飛び込み営業などもしました。以前の士業のイメージだと、机に座っていたら仕事が来るというイメージがあったかと思いますが、行政書士って、他の士業に比べると、意外と専門性が薄い資格で。広く何でもできるんですけども、結局何にもできない、という捉え方をされてしまうことも多いんですね。特に開業したばかりのときは、他の方がやってないような分野に入っていって、先輩が手をつけてないところとかですね(笑)お客様があってのことなので、いかに、宣伝をかけていこうかと悩みました。
いったんお手伝いをさせてもらったお客様にリピータになってもらうために、例えばこちらから法令ニュースなどといったようなものをPDFで配信させてもらったりしています。
−今までのお話を聞いていても、お客様に対して、親身になって付き合っておられるのが伝わってきますね。逆に苦労されていることはありますか?
苦労すること・・・うーん、あまりないですね。結構楽しみながらやっているので。そうですね、なんでも勉強なのかなという感じでね。 あまりないですね(笑)
−座右の銘や、好きな言葉はありますか?
ホームページにも載せていますが、「日々勉強し、成長する」という言葉。
なんでも勉強ということで、自分を成長させていくということが大事なのかな、と思うので。

-今後の指針などがございましたらお聞かせください。
人材ビジネスであるとか、外国人であるとか、もっと専門性をもった形で色んなところにサービスができれば。いずれは市場の大きな東京に行くことを考えたりもします。
もちろん大阪は基盤ですけどね。もうちょっと先の話にはなると思います。
-東京進出のお手伝いがビジネス相談ドットコムでもできればと思います。本日はどうもありがとうございました。
後日コーディネーターまたはスペシャリストより連絡させていただきます。
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